歯並びと歯ぎしりの関係性は?影響する理由を盛岡の歯医者が解説

歯ぎしりは、多くの人が無意識のうちにおこなってしまうものです。歯ぎしりと歯並びには深い関係があるといわれており、強い力が繰り返し歯にかかることで、歯や噛み合わせに影響を与える可能性があります。

この記事では、歯並びと歯ぎしりの関係性について分かりやすく解説するとともに、歯ぎしりが歯並びに影響するといわれる理由や主な原因について詳しく紹介します。歯や噛み合わせのトラブルを防ぐためにも、ぜひ参考にしてください。

歯ぎしりとはどんな症状?

歯ぎしりとは、無意識のうちに歯を強く噛みしめたり、こすり合わせたりする症状のことです。実際に自分の歯ぎしりを指摘されたり、家族や友人の「キリキリ」という歯ぎしり音を聞いたりしたことのある方も多いのではないでしょうか。歯ぎしりは睡眠中に起こることが多く、本人は気づかない場合もあります。

ただし、歯ぎしりが強すぎると、歯の表面がすり減ったり欠けたり朝起きたときのあごやこめかみの痛みに悩まされることがあるので注意しましょう。

歯ぎしりが歯並びに影響する理由

ここでは、歯ぎしりがどのように歯並びに影響を与えるのかについて分かりやすく解説します。無意識の噛みしめや歯のこすり合わせによって、歯が摩耗したり少しずつ傾いたりすることを知っておきましょう。

強い力が歯にかかるため

歯ぎしりは無意識のうちに歯と歯を強くこすり合わされる行為で、通常の咀嚼よりもはるかに大きな力が歯にかかります。歯に強い力が繰り返し加わると、力のかかる方向によって歯が少しずつ傾き、歯列全体のバランスが崩れる原因になります。また、歯の表面が徐々に摩耗し、場合によっては欠けやひび割れが生じることもあるので注意が必要です。

歯がすり減って噛み合わせが変わるため

歯ぎしりによって歯が繰り返しこすり合わされると、歯の表面が少しずつ摩耗していきます。特に奥歯や前歯の噛み合わせの面で顕著に現れる症状で、時間が経つと歯本来の高さや形が失われてしまいます。その結果、上下の歯の噛み合わせのバランスが崩れ、噛み合わせが変化してしまうのです。

歯を支える骨や歯茎に負担がかかるため

歯ぎしりをして歯に強い圧力が繰り返しかかることで、歯そのものだけでなく、歯を支えている歯槽骨や歯茎にも大きな負担を与えます。歯は歯茎と歯槽骨によって固定されていますが、歯ぎしりの力が長期間続くと骨や歯茎が押され続ける状態となり、徐々に歯の支えが弱くなってしまいます。その結果、歯が少しずつ傾いたり、隙間ができたりして歯並びが乱れる原因になることも多いのです。また、歯を支える組織に負荷がかかることで歯茎の下がりや歯周病のリスクも発生するため、見た目だけでなく口腔全体の健康にも影響を及ぼします。

噛み合わせのバランスが崩れるため

歯ぎしりを続けていると、歯に強い力が繰り返しかかることで、噛み合わせのバランスが徐々に崩れます。歯は本来、上下の歯がバランスよく接触することで安定した状態を保っています。しかし、歯ぎしりによって特定の歯に過剰な力が集中すると、その歯が摩耗したりわずかに動いたりすることがあります。その結果上下の歯の当たり方が変わり、噛み合わせが少しずつずれていくことも。噛み合わせが乱れると一部の歯へさらに負担が集中するようになり、歯列全体のバランスにも影響が広がります。これが続くと歯が傾くなど、歯並びの乱れにつながるのです。

まとめ

歯ぎしりは、歯並びや噛み合わせと深く関係しています。歯の摩耗や噛み合わせの変化が起こり、歯並びも乱れやすくなるので放置は厳禁です。歯ぎしりと歯並びは互いに影響し合う関係にあるため、どちらか一方だけでなく、口腔全体のバランスを考えた対策が重要です。

歯ぎしりや噛み合わせにお困りの方は、ぜひ盛岡市にある当歯科医院へご相談ください。