こんにちは、歯科医師の伊東です。
近年とても多く見られる歯ぎしりについて解説していきます。
•歯ぎしりのリスク
歯がすり減る、割れる→知覚過敏
顎関節症
歯周病の発症、進行
肩こり、頭痛、腰痛など
歯ぎしりをすることで、上記のことが引き起こされる可能性があります。
•歯ぎしりチェック
朝起きた時、奥歯が痛む、顎が痛い、疲れてる
慢性的な頭痛、肩こり
歯が欠けたり、割れたりしてる
頬の内側に噛んだあとがある
これらがある人は寝ているときに歯ぎしりをしている可能性があります。

•歯ぎしりの原因
メカニズムは明らかになっていませんが、ストレスが主な原因と言われており、飲酒喫煙、噛み合わせも関係があると言われています。
歯ぎしり対策
ストレスの解消
寝る時にマウスピース付ける
歯科治療、矯正治療による噛み合わせの改善
日頃のストレスを解消することが一番の治療になりますが、今のご時世、ストレスを無くすことは簡単なことではありません。
ストレスの解消に努めていただきつつ、歯のすり減りを防がなければいけません。
そのための歯科医院の治療としては主にナイトガードというマウスピースを作り、夜寝ている時に使っていただくことになります。
放って置くと気付かないうちに大切な歯や顎が大きなダメージを負ってしまうかもしれません。
歯ぎしりの症状に心当たりのある方は、しっかり対策をして、いつまでも健康に保っていきましょう。
