盛岡市の歯科医院、高橋衛歯科医院です。
この頃めっきりと寒い日が続いており、いよいよ冬の到来を予感させる盛岡市ですね。
寒くなって空気が乾燥してくると同時に流行り出すのがインフルエンザです。
毎年猛威を振るっていますよね。今年もあらかじめ予防接種を考えていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。
個人でできる対策としては手洗いうがい、規則正しい生活、睡眠時間などが挙げられますが、身体の免疫力を上げることも重要です。

ヒトの身体は本来37℃で最も免疫力が高くなるのですが、現代人の平均体温は60年前に比べて約1℃下がりました。(60年前の平均体温は36.8℃)
今の人の感覚だと37℃と言えば微熱で、平熱は36℃台前半とか、場合によっては35℃台が平熱という人もいらっしゃいます。
なぜこのように現代人の体温が下がってしまったのでしょうか。
さまざまな理由がありますが、運動不足によって筋肉が減ったことや、クーラーや冷たい飲み物を摂取するような食生活が主な原因と考えられています。また、現代社会のストレスもその原因の一つだと言われています。
豊かで便利な社会になった弊害としてヒトの平熱が下がり、それに伴って免疫力が下がってしまったわけですが、今からでも取り組める体温を上げる方法をここで挙げてみます。
一つ目は運動です。現代は車社会で歩く頻度が減っていますから、ウォーキングや軽いジョギングを日々の生活に取り入れるだけでも良いでしょう。
二つ目は十分な睡眠です。良質な睡眠は体温を高めるだけでなく、翌日の活動力の源となります。深酒をすると同じ睡眠時間でも睡眠の質が下がりますのでご注意ください。
三つ目は朝食をしっかりと摂ることです。よく噛んで食べることで体温が上がりますし、朝から栄養を摂ることで1日の活力となります。
また、よく噛むことは唾液の分泌を促し虫歯予防にもつながります。
それに運動とよく噛んで食べることはダイエット効果も期待できますよ。

ぜひ取り組んでみてくださいね。
歯科技工士 泉山
