「お口が乾く」気になりませんか?

 最近は日本中で猛暑日という言葉がよく聞かれるようになっています。それに伴い、熱中症対策も大切になっていますね。日頃から、皆さんも水分補給をするように心がけていると思います。そういった生活の中で、お口が乾くことが、脱水ではなく、実は「ドライマウス」によるものかもしれません。

 こんな症状は、ありませんか?乾いた食べものが食べづらい、入れ歯が擦れて痛い、お口がネバつく、舌がヒリヒリするなど。こういった症状は、唾液の分泌量が減ることで起こります。唾液量が減る原因は、加齢によるもの、服用中のお薬、全身疾患が影響していることがあります。服用中のお薬としては、降圧剤や抗炎症剤や鎮痛剤や抗ヒスタミン剤や抗うつ剤などが挙げられます。また全身疾患は、高血圧や糖尿病や腎疾患やシェーングレン症候群などです。

 唾液の働きとしては、食べ物を飲み込みやすくしたり、味を感じやすくする、自浄作用などいろいろあります。お口の健康のためには、唾液はとても重要です。「ドライマウス」を改善したり重症化しないように、日頃からケアをしましょう。

 唾液の分泌を促す工夫としては、唾液腺を刺激すること、食事はよく噛んで食べる、酸っぱいものを取り入れると良いでしょう。こういった工夫をするためにも、まずは口腔内環境を整えないといけないので、高橋衛歯科医院にきて歯の健康を手に入れましょう。

 歯を健康にするためには、虫歯の治療、インビザラインによる矯正治療、歯がなくなってしまったところにはインプラントなど、様々あります。ぜひ、高橋衛歯科医院にきて相談してみましょう。

歯科衛生士 野崎麻美子