矯正治療は口元の美しさや健康のために欠かせないとはいえ、「治療中の見た目が気になる」「矯正器具をつけると笑顔に自信が持てない」と悩む方も少なくありません。
特に、写真撮影や人前で話す機会が多い方にとって、矯正中の見た目の不安は大きなストレスになりがちです。
しかし、最近の矯正治療では、目立ちにくい装置や取り外し可能な器具など見た目に配慮した選択肢が増えてきています。
今回は矯正中でもおしゃれや可愛さを諦めずに過ごすポイントについて、わかりやすく解説します。
見た目に影響しづらい矯正治療が増えてきた!

最近では、透明のマウスピースや歯の裏側に装置をつける方法など、見た目への影響を最小限に抑えた矯正治療が増えてきました。
代表的な手法を解説します。
マウスピース矯正
マウスピースを歯にはめる形で矯正する治療法です。
透明な器具なので目立ちにくく、近距離でじっと見つめない限り矯正中だとバレることもほぼありません。
特にインビザライン矯正の場合、歯の動きを3Dでシミュレーションしてカスタムマウスピースを作製するため、自分にフィットした器具にできるのがポイントです。
大切な発表会や撮影会などのシーンには、一時的に器具を外すことも可能です。
裏側矯正
裏側矯正は、歯の表側ではなく裏側にブラケットやワイヤーを装着する矯正方法です。
外からはほとんど装置が見えず、口元の見た目を気にせず矯正治療を行えるのがメリットとして広がりました。
透明なマウスピースが使えない症例でも使いやすいのがポイントです。
ただし舌に装置が当たるため発音や違和感に慣れる期間が必要ですが、見た目第一にしたい方にはおすすめです。
目立たない色のワイヤー矯正
従来の金属ワイヤーやブラケットを白や透明にする矯正治療です。
ワイヤー矯正と同じように歯をしっかりと動かせるため、幅広い症例に対応できるのがメリットです。
また、金属アレルギーの心配がある方は、セラミック製のブラケットを選ぶことで安心して治療を受けられます。
とはいえ歯の表側にワイヤーがくるため矯正中であることは伝わってしまいますが、少しでも違和感を減らしたいときは検討してみましょう。
矯正中もかわいく過ごすための工夫
矯正治療中は、「せっかく歯並びを整えても、見た目が気になって笑えないかもしれない」と不安になることもありますよね。
ここからは、矯正中でもかわいく自然に過ごすための具体的な工夫をご紹介します。
矯正後のきれいさと、矯正治療中のストレス緩和をどちらも追い求め、自信を持って過ごしましょう。
丁寧なブラッシングや定期的な通院を欠かさずに行う
矯正治療中は装置の周りに汚れがたまりやすく、ワイヤーやマウスピースの隙間に食べかすがついてしまうことがあります。
また、マウスピースが黄ばんでしまったり、口臭の原因になったりすることもあります。
丁寧なブラッシングだけでなく、歯間ブラシや洗口剤なども使ってホームケアに努めましょう。
また、定期的な歯科通院も重要です。
装置の調整だけでなく、口腔内の健康状態をチェックしてもらうことでトラブルを予防できます。
食事のペースを落としてゆっくり食べる
矯正中、人によっては口内炎ができやすくなるため、食事のペースを落としてゆっくり食べるのがおすすめです。
また、矯正治療中にかかわらず、慌てて食べると口元が緊張しやすくなるので注意しましょう。
ゆっくり食べることで口元の筋肉もリラックスしやすく、自然でかわいい表情を保ちやすくなります。
まとめ
矯正治療中は見た目の不安を感じる方も多いですが、最近では透明マウスピースや裏側矯正など目立ちにくい治療法が増えています。
矯正治療中だからといってかわいいを諦める必要はありません。
装置の選び方と日常のちょっとした工夫を組み合わせることで、矯正期間中も自信を持って過ごしましょう。
当院は盛岡にある歯科医院です。
矯正治療を始め歯や口に関するお悩みがある方は、高橋衛歯科医院にお越しください。
