冬の乾燥とお口の関係|盛岡の歯医者が伝えたい“隠れドライマウス”対策

冬になると、肌や喉だけでなく口の中も乾燥しやすくなります。
口の中の乾燥は単なる不快感だけでなく、虫歯や歯周病のリスクを高める原因になるので注意しましょう。
しかし、「口が渇く」「水をよく飲む」といった自覚症状がないまま過ごしている人も多く、気づかないうちにドライマウスが進行してしまうケースもあります。

今回は、冬の乾燥とお口の関係について解説します。
隠れドライマウスのサインや、日常でできる予防・対策方法についてわかりやすく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

どうしてドライマウスはいけないの?

ドライマウスとは、唾液の分泌が減ることで口の中が常に乾いた状態になることを指します。
単に口が渇くと感じるだけでなく、唾液の量が少ないために口の中の潤いが不足し、さまざまな不快症状が現れるのが特徴です。
また、唾液には、口内の汚れや細菌を洗い流す働きや歯の再石灰化を助ける働きがあります。
唾液が不足すると歯や粘膜を守る働きが弱まるため、早めの対策が欠かせません。

隠れドライマウスのサイン

ドライマウスは自覚症状が少なく、本人が気づかないまま進行してしまうケースが珍しくありません。

隠れドライマウスのサインとして、以下が挙げられます。

・就寝中や朝起きたときに口が乾いている
・水を頻繁に飲みたくなる
・口の中がネバネバする
・舌や唇にひび割れまたは炎症がある

隠れドライマウスを予防・改善するためには、まず自分の症状に気づくことが重要です。
歯科でのチェックや生活習慣の改善と組み合わせることで、健康で快適なお口を維持していきましょう。

日常生活で手軽にできる「ドライマウス対策」

ドライマウスは、毎日のちょっとした工夫で予防・改善できます。
ここでは、誰でも手軽に取り入れられる日常生活でのドライマウス対策についてご紹介します。

保湿効果のあるマウスウォッシュやジェルを使う

保湿効果のあるマウスウォッシュやジェルは、唾液の分泌が少ないときでも口腔内を潤し、乾燥による不快感を和らげてくれます。
特に就寝中は唾液の分泌が減るため、寝る前に使ってみるとよいでしょう。
マウスウォッシュはうがい感覚で使用できるため、日中の乾燥対策にも便利です。

キシリトール入りのガムや飴を口にする

食べ物の咀嚼や飴などを舐める動作は、唾液の分泌を刺激します。
とはいえ、ずっと食事を口にするのは難しく、甘い飴やガムだけを食べていると虫歯リスクが高まるので注意しましょう。
砂糖不使用でキシリトール配合の製品を選ぶと、甘味を楽しみながらも口腔内の健康を守れます。
仕事中や外出先などでも手軽に口腔ケアできる方法で、日常生活に取り入れやすい対策です。

部屋の加湿を意識する

冬は暖房で室内の空気が乾燥しやすく、口腔内の乾燥も進みがちです。
室内の湿度を意識して保てると、口だけでなく肌や髪にもメリットがあるので、ぜひ取り入れましょう。
加湿器を使ったり、濡れタオルを干したりするだけでも効果があります。
湿度計を置いて定期的にチェックする、加湿器のフィルターを清潔に保つ、などちょっとした工夫を加えるだけで快適な室内環境を維持できます。

まとめ

冬こそ、つい後回しにしてしまいがちなお口の健康を意識するタイミングです。
空気の乾燥は肌や喉だけでなく口の中にも影響を与え、ドライマウスを引き起こす原因になります。
唾液の分泌が減ることで虫歯や歯周病のリスクが高まり、口臭や食事の不快感なども生じやすくなるので注意しましょう。
寒い季節も快適で健やかなお口を保つために、ご紹介したドライマウス対策をぜひ取り入れてみてください。
そのほか口腔環境で気になることがあれば、ぜひ盛岡市付近にお住いの方は高橋衛歯科医院にご相談ください。