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2024.10.16

マウスピースの洗い方と注意点は?

マウスピースの洗い方と注意点は?

高橋衛歯科医院です。
毎日使うマウスピース、清潔に保てていますか?
多くの方が、正しいお手入れ方法を知らずにマウスピースを使い続け、気づかないうちに口内トラブルを引き起こしています。
歯科医師が推奨する適切な洗い方を知れば、清潔さを保ちながら安心して使用できます。
今回は、マウスピースの洗い方を詳しく解説します。
この方法を取り入れることで、虫歯や歯周病のリスクを減らし、口内環境を健康に保つことが可能です。
毎日のケアが簡単にできるコツを学び、マウスピースを快適に使い続けましょう。

 

マウスピースは使い終わったらすぐに洗いましょう

マウスピースを使った後は、できるだけ早く洗うことが重要です。
汚れをそのまま放置すると、細菌やカビが繁殖しやすくなり、口内トラブルの原因になります。
以下のポイントに注意して、毎回適切な洗浄を行いましょう。

  • ・使用後はすぐにぬるま湯で手洗いをする
  • ・洗浄が難しい場合は、専用ケースに入れておく
  • ・洗浄せずに放置すると、細菌が繁殖しやすくなる

汚れたマウスピースの使用は、虫歯や歯周病のリスクを高める可能性があるため注意が必要です。
特に矯正中の方や、頻繁にマウスピースを使用する方は、毎日の清掃を習慣化することで、健康な口内環境を維持できます。

 

ぬるま湯と中性洗剤を使って手洗いしましょう

マウスピースを洗う際は、必ずぬるま湯を使用し、熱湯は避けましょう。
高温のお湯は、マウスピースの変形を引き起こし、装着感や効果に悪影響を与える可能性があります。
ぬるま湯と中性洗剤を使って、優しく手で洗いましょう。
歯磨き粉や強力な洗浄剤を使用するのはNGです。
これらは、マウスピースに細かい傷をつけ、そこに細菌が溜まりやすくなるからです。
また、漂白剤やアルコールを使った洗浄は避け、素材を傷めずにしっかりと汚れを落とすことが大切です。

 

柔らかい歯ブラシで丁寧に汚れを落とす

マウスピースの表面に付いた汚れは、柔らかい歯ブラシで優しくこすり落とすのが効果的です。
ただし、硬めのブラシや研磨剤入りの歯磨き粉は避けましょう。
これらを使用すると、マウスピースに細かな傷がつき、汚れや細菌が蓄積しやすくなります。
特に、汚れが気になる場合は、専用のマウスピース用ブラシや、研磨剤が含まれていないクリーナーを使うことが推奨されます。
日常的な洗浄でも、適切な道具を使ってケアをすることで、マウスピースの持ちも良くなり、清潔な状態を保てます。

 

専用の洗浄剤で定期的にしっかり洗浄

週に1〜2回程度、専用のマウスピース洗浄剤を使用して、より効果的な洗浄を行いましょう。
普段のぬるま湯での洗浄では取りきれない細かい汚れや、臭いをしっかり除去することができます。
つけ置きタイプの洗浄剤を使う場合は、指定された時間通りに使用し、洗浄後はしっかりとすすぎましょう。
また、使用頻度が高い場合や、臭いが気になる際は、洗浄剤を使用する頻度を増やすことも検討してみてください。
定期的な洗浄で、マウスピースの清潔さを長く保つことができ、安心して使用できます。

 

正しい保管方法でマウスピースを長持ちさせる

洗浄後のマウスピースは、必ずしっかり乾かしてから専用のケースに保管しましょう。
湿ったまま保管すると、細菌やカビの繁殖を招き、口内トラブルを引き起こすリスクが高まります。
通気性の良い場所で乾かし、乾燥が不十分なまま収納することは避けましょう。
また、マウスピースは専用ケースで保管し、誤って紛失したり、破損したりするリスクを防ぐことが大切です。
特に、矯正中のマウスピースは紛失すると治療が遅れることにもなりかねません。
適切な保管方法を実践し、マウスピースの劣化を防ぎましょう。

 

マウスピースのトラブル時は歯科医師に相談しましょう

マウスピースが変形したり、破損した場合は、自己判断で使い続けることは避けましょう。
変形したマウスピースを使用すると、矯正効果が弱まったり、歯に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、はまりにくくなったり、締め付け感が強いと感じた場合は、すぐに歯科医師に相談してください。
歯科医師のアドバイスを受けながら、マウスピースを適切に使い続けることで、治療がスムーズに進行します。
何か問題があれば、定期的にかかりつけの歯科医院で診てもらうと安心です。

 

マウスピースを長持ちさせるためには、日々の正しいケアと、適切な保管方法が必要です。
歯科医師のアドバイスに従い、清潔なマウスピースを維持することで、口内の健康を守りましょう。

 

少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。

 

監修者

高橋 衛 | Takahashi mamoru
岩手医科大学歯学部卒業後、岩手医科大学歯学部口腔外科第二講座入局し、
医療法人 高橋衛歯科医院設立 理事長就任、MAMO IMPLANT CLINIC MALIOS 開設

【所属】
日本歯科医師会
岩手県歯科医師会
盛岡市歯科医師会
歯科医師臨床研修指導歯科医
岩手県保険医協会
日本口腔外科学会
日本口腔インプラント学会
EUROPEAN ASSOCIATION FOR OSSEOINTEGRATION
AMERICAN ACADEMY PERIODONTOLOGY
岩手医科大学歯学会
デンタルコンセプト21  会員
日本歯科東洋医学会
JIADS Club  会員
P.G.I Club 会員
スピード矯正研究会  会員
床矯正研究会 会員
近代口腔科学研究会 会員

【略歴】
岩手医科大学歯学部 卒業
岩手医科大学歯学部口腔外科第二講座 入局
「高橋衛歯科医院」 開業
「MAMO IMPLANT CLINIC MALIOS」 開業

 

岩手県盛岡市の歯医者・歯科
高橋衛歯科医院
住所:岩手県盛岡市北天昌寺町7−10
TEL:019-645-6969

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