高橋衛歯科医院で歯科技工士をしている泉山です。
先日10月15日、ホテルメトロポリタンの4階かきつばたホールにて、インプラント
講演会を行いました。
今回は私も演者として参加し、歯科技工士として詰め物、被せ物のお話をしました。
詰め物、被せ物の材質の比較や特徴、製作方法、実際にお口の中に装着された状態の写
真など、すべての方々に興味を持ってもらえる内容の発表ができたのではないかと思い
ます。
とくに詰め物、被せ物の製作方法は皆さん見たことがないと思います。
どうやって製作しているのか見当もつかないのではないでしょうか。
ちょっとした工場見学のようなノリで、たくさんの写真を使って実際の作業工程をご紹
介しました。
その中から、セラミックインレー(セラミック製の詰め物)の製作工程について冊子に
してまとめたものを、高橋衛歯科医院の待合室に置きましたので、いらした際はぜひご
覧ください。
よく、詰め物、被せ物や入れ歯は歯医者さんが作っていると思われている方がいるので
すが、そのほとんどは歯科技工士という国家資格を持っている者が製作しております。
自分のお口の中に入っている技工物を、どこで誰がどうやって作っているか知っていま
すか。
通院している歯医者さんの先生の名前や衛生士さんのことは知っていても、意外と、実
際に口に装着される技工物について、どこの誰が作っているか、ほとんどの患者さんが
知らないのではないでしょうか。
食品の生産者や産地などのデータが開示されているのだから、それを食べるためのお口
の中の歯について製作者や製作場所を知りたくないですか。どうですか?
当医院では、歯科技工士がチェアサイドに行き、患者様と直接会って、相談しながら詰
め物、被せ物の色調や形を決めて製作しています。入れ歯についても同じです。
ご希望があるかたは、遠慮なくお話し下さい。
閑話休題、次回のインプラント講演会の開催日はまだ未定ですが、今回いらっしゃれな
かった方や、何年か前に聞きに行ったという方も、講演内容は随時更新して行っており
ますので、次回の講演会もぜひ聞きに来てください!