高橋衛歯科医院です。
本日は矯正と虫歯の関係性についてお話しします。
『矯正で虫歯のリスクが上がるというのは本当?』
矯正治療をしていると歯磨きをしにくくなるため、虫歯のリスクが上がります。
(矯正治療自体が、虫歯になる危険性を高めるわけではありません)
特にワイヤーとブラケットを装着するワイヤー矯正に関しては、装置の間に食べかすやプラークが残存しやすくなりますから、ブラッシングの難度が上がります。
ですが、マウスピース型矯正(インビザライン矯正など)であれば、マウスピースを簡単に脱着することができますから、普段通りに歯磨きを行うことが可能です。
ですから、「矯正によって虫歯のリスクが上がるかどうか」は、矯正の種類によると言えます。
『矯正前に虫歯治療を済ませるべき?』
虫歯の治療を完了させてから矯正治療を行いましょう。
「矯正治療ができる歯医者」の多くは、「虫歯や歯周病の有無の確認・治療」もできますから特に問題はないはずです。
虫歯や歯周病の治療が完了したらすぐに矯正治療をスタートすることが可能です。
『矯正期間中に虫歯が発生した場合は?』
矯正期間中に虫歯が発生した場合でも、基本的にすぐにその治療をすることができます。
ただし、虫歯治療の影響で歯の形状が大幅に変化してしまえば、元のマウスピースが歯に合わなくなり、マウスピースを再作成せざるをえなくなる可能性もあります。こういったケースでは、もう一度歯型を取り直すことになります。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
盛岡市にある歯医者・歯科
『高橋衛歯科医院』
〒020-0136 岩手県盛岡市北天昌寺町7−10
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