高橋衛歯科医院です。
本日はワイヤー矯正とマウスピース型矯正の違いについてお話しします。
『ワイヤー矯正』
ワイヤー矯正では、歯の表面にブラケットと呼ばれるボタン状の装置をつけて、ワイヤーとブラケットを結紮して、歯列に力を加えて矯正していきます。
歯の表面に装置をつけるのであれば表側矯正、歯の裏側につけるのであれば舌側矯正(裏側矯正)などと言います。舌側矯正には装置が目立ちにくいという利点があります。
『メリット』
・様々な症例に対応できる
・歯列矯正を行っている大半の歯科医院が対応している
・装置を自分で脱着することがない
『デメリット』
・ワイヤーや装置が目立つ
・粘膜や唇がワイヤーで傷む可能性がある
・装着した直後から数日の間、痛みを感じる場合がある
・装置の影響で物理的に歯磨きがしにくくなるため、口臭、歯周病、虫歯などのリスクが上がる
・粘度の高い食べ物の影響で装置が外れる恐れがある
『マウスピース型矯正』
マウスピース型矯正にも様々な種類がありますが、現在主流となっているのは「インビザライン矯正」です。
インビザライン矯正では、透明で薄いマウスピースを1日20時間ほどつけて歯列をスライドさせていきます。そしてマウスピースは14日に1回程度交換します。
『メリット』
・マウスピースが透明で薄いため目立たない
・金属を使わないため、金属アレルギーの人でも問題がない
・ワイヤーを使わないため、粘膜などが傷つかない
・装置を外すことができるため、歯磨きがしやすい
・違和感が強ければ、装置を外すことができる
・ワイヤー矯正に比べて痛みの程度が低い
『デメリット』
・対応できない症例もある
・行える歯科医院が限られている(インビザドクターの免許が必須であるため)
・装着時間が足りないと矯正効果が落ちる
・自分でマウスピースの手入れをしなければならない
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
盛岡市にある歯医者・歯科
『高橋衛歯科医院』
〒020-0136 岩手県盛岡市北天昌寺町7−10
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