今月から新元号の『令和』となり、新しい時代に期待が大きくなります。
今年のゴールデンウィークは最大10連休の方もいらっしゃいましたね。
皆さんいかがお過ごしでしたか?
高橋衛歯科医院は5月6日より通常診療です。
宜しくお願い致します(^^)
毎年、ゴールデンウィークが過ぎると夏まであっという間だった気がしてしまうのです
が、この時期から夏に向けてダイエットを始める方もいるのではないでしょうか?
今僕もダイエットをしているのですが、最近は食べないダイエットではなく、
しっかり食べて運動をして代謝を上げるダイエットが主流のようです。
そして、ダイエット中の食事は食べ物のカロリーではなく「GI値」を重視しているよう
です。
このGI値(グリセミック指数)とは食べ物を摂取したあと、ブドウ糖に変わり血糖値を
上げる速さの数値のことです。
GI値が高い食べ物は食後すぐに高血糖値になるので膵臓が疲弊して、余った糖は体脂肪
として蓄えられます。
ですので食後の血糖値がゆるやかに上昇をする低GI値の食べ物を摂ることがよいのです
が、低GI値の食材のだいたいはしっかり噛めないと食べづらいものが多いのです。
ちなみに、高GI食品は
白米、餅、食パン、うどん、ジャガイモ、チョコレートなどで、
低GI食品は
玄米、全粒粉パン、そば、肉類、魚類、豆類、ヨーグルトなどです。
虫歯や歯周病で、食べ物をよく噛めない人は食生活が炭水化物(高GI値の)などの軟ら
かいもの中心になりがちです。
軟らかい食物はよく噛まずに飲み込めるので、早食いや食べ過ぎが習慣化してしまい
→糖質過剰
→肥満、高血糖
→生活習慣病
という悪循環になってしまう危険性が高まります。
ですので、ダイエットや健康のためにはやはり、
しっかりと噛めることが大切なのです。
しかし、歯を治療してよく噛めるようになり何でも食べることが出来るようになったこ
とで、無自覚に食べ過ぎにつながり肥満や生活習慣病を引き起こすことにもなりかねま
せん。
太らないようにと、低GIの物ばかりでも栄養が足りなく、思ったように力がでなかった
り、頭が回らなくなることもあります。
白米など高GIのものなどと一緒に食物繊維が豊富なものも食べて、食事全体のGI値を下
げながら栄養のバランスを取ることも大切です。
最近は管理栄養士がいて、食べることが出来るようになったその後の食事の仕方につい
てもカウンセリングしている歯科医院が増えてきているそうです。
これからダイエットする方も、すでに始めている方もダイエットをしながら食事の仕方
と歯について改めて考えてみるのも良いのではないでしょうか。
歯がある方も入れ歯をお使いの方も、噛むことに不安がある方は是非当院にご相談いた
だければと思います。
始まったばかりの新しい時代が、皆さんにとって素晴らしい時代になってほしいですね
!
歯科技工、若宮でした。