皆様こんにちは。
歯科医師の佐藤です。
熱中症の発症数が急増する7、8月は熱中症予防強化月間です。
熱中症は気温が高いなどの環境下で、体温調節の機能がうまく働かず、体内に熱がこ
もってしまうことで起こります。
小さなお子さんや高齢者の方、病気の方などは、特に熱中症になりやすいため注意が
必要です。
熱中症対策の一つとして、体調を整えることは大切です。
お口の中も体の一部です。
虫歯になり、治療したにもかかわらず、再び虫歯になったという経験のお持ちの方は
多いのではないでしょうか。
歯に詰め物や被せ物をすると、その歯との境から新たに虫歯が発生することがありま
す。一度治療したからといって2度と虫歯にならないわけではありません。
さらに、根の治療をした歯は、神経がないために痛みを感じることがなく、症状が出
現したときには重症になってしまうことが多々あります。
また、歯周病は炎症性疾患です。
歯が揺れて噛めないと気づいたときには、歯を抜かなければならない状態になってい
ることもあります。加えて、全身疾患への影響もあります。
他に、歯並び?噛み合わせによっては、お口の健康や全身の健康に影響することがあり
ます。
お口の環境を整えることにも目を向けていただき、全身の健康を良好な状態に保つこ
とで、暑い夏を乗り切ることができると思います。
是非、早期発見、早期治療のために検診にいらして下さい。
お待ちしております。