高橋衛歯科医院です。
本日は歯周組織の造りについて解説いたします。
歯根膜とは
「歯根部の表面」と「歯槽骨」の間を融合させている組織であり、「線維性の結合組織」が構成物のメインです。噛むときに歯に加わる力を吸収し、和らげ、「歯槽骨に及ぶ力」を軽減しています。
歯槽骨とは
歯を支持しているアゴの骨です。
歯周病などの影響で歯槽骨がある程度壊れると、歯が揺れるようになってしまいます。
歯肉とは
歯槽骨を覆う柔らかい組織です。歯周病など色々な疾患に襲われる場所でもあります。
健康的な歯の色は桃色ですが、赤黒くなっている場合は何らかの異変が起きているかもしれませんから、すぐに歯医者に行くことをおすすめします。
ちなみに一般的には「歯茎」と呼ばれますが、正式名称は「歯肉」です。
歯肉溝とは
「歯と歯肉の境目にある小さいスキマ」のことであり、通常1~2ミリの深さがあります。
ですが炎症などが起きると歯肉溝がさらに深くなります。そしてそうなった歯肉溝のことを、歯周ポケット、歯肉ポケットなどと言います(一般的には歯周ポケットという呼び方が浸透しています)。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
※当院では患者様に安心して治療をお受けいただくために、感染対策を徹底しております。
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岩手県盛岡市の歯医者・歯科
『高橋衛歯科医院』
〒020-0136 岩手県盛岡市北天昌寺町7−10
TEL:019-645-6969
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