こんにちは。高橋衛歯科医院です。
突然ですが、皆さんは自分の歯が何本あるか知っていますか?意外と知らない
人も多いかと思います。
実は、健康寿命と歯には深い関係があるんです。
健康寿命とは、健康上の問題で日常生活に制限のない期間のことを言います。
厚生労働省では3年ごとに健康寿命を発表しており、2021年に発表された
データによると男性が72.68歳、女性が75.38歳と世界でもトップクラスと
なっています。誰もが健康長寿を願うものであり、要介護状態になってしま
うことを回避したいと思うのは当然だと思います。
ある研究において65歳以上の国民を調査したところ、歯が多く残っている人や
歯が少なくても入れ歯等を使っている人は、歯が少なく入れ歯等を使っていない
人と比べて、後に認知症発症や転倒する危険性が低いということが分かったそう
です。つまり元気な高齢者でいるには、できるだけ自分の歯を保有することが
秘訣となりそうです。万が一、歯を失ってもしっかり入れ歯等を使えば、あら
ゆる機能は維持されるので、かかりつけ歯科医院にしっかり通うことが大切です。
余談ですが、私の元気な曽祖母も今年1月に100歳を迎えましたが、20本以上も
自分の歯があるそうです。
皆さんが最期まで自分の口から美味しいものを食べられて幸せな人生を送ることが
できるように、私達は最善の歯科医療をプロデュースしていきます。
歯科助手 阿部